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男もすなるブログといふものを元外資コンサルもしてみん。なんやかんやで今は起業した会社の経営者。

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ベルリッツに通ったらTOEICスコアが900点超にまで上がった話

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「ベルリッツ」。きっと聞いたことある人も多いでしょう。

社会人向けの英会話教室としては日本最大手に分類されるであろう、あのベルリッツです。ちなみにベルリッツはBenesse系列です。

会社の研修費用負担制度をうまいこと活用しまして、そのベルリッツの40回個人レッスンコース(先生とのマンツーマンのレッスン)を受講してきたので、レビュー的なことを書こうと思います。
英会話教室通ってみようかな、と思ってる方の参考になれば幸いです。

ベルリッツの概要と当時の自分のスペック

ベルリッツにはグループで受ける授業(プライベートレッスン)と先生と1対1で受ける授業の2タイプがあります。私が受講したのはプライベートレッスンの方です。

1レッスンは40分と短時間です。先生は外国人の方で、毎レッスンランダムで先生が変わります。アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスあたりの先生がいたと記憶しています。

価格はというと、40レッスンで約35万円です。たけえ!!
会社が全額負担してくれたので私は通いましたが、なかなか個人では出しにくい金額かな・・と思ってしまうところです。

ちなみに当時の私の語学スペックは、TOEIC800点半ばでした。なお、語学の勉強は嫌いで自主的に勉強しようとは基本的に思いません。必要に迫られて渋々勉強するタイプです。
語学が嫌いなのは自分でもよくわかっているので、強制的に英語に触れる環境に身を置くようにして、語学力を向上させるのが基本戦略です。 

どこの教室に通うかを決めて申し込み

ベルリッツに入る際、まず最初に選ぶのはどこのベルリッツに通うかです。東京であれば新宿や品川、大手町などなど比較的多くの拠点を構えています。18年現在、東京には28の拠点があるようです。

教室選びでは、なるべく会社か家から近いところに通うことが重要です。1レッスン40分しかないので、10分の遅刻でもダメージは大きいので!笑

いざベルリッツへ。レベルチェックテストを受講

初めてベルリッツに行くと、レベルチェックテストなるものを受けることになります。
筆記テストではなく、外国人の先生と15分ほど自己紹介など気軽にしゃべります。

ベルリッツのレッスンは、話すこと、聞くことに焦点を当てているので、どの程度話せて聞けるかのレベルをここで見ているようです。読み書きはできても話す方はさっぱり、という人はTOEICの点数が高くてもやや低いレベルからレッスンが始まることもあるようです。

自分はレベル6かレベル7…うーん、レベル6で、て感じでレベルが決まりました。 

レッスンの内容はどんなものだったか

いつレッスンに行くかは自由

私はレッスンを受けに行く日時は固定しておらず、レッスンを受ける日時は、前日の15時までにメールで連絡するスタイルでした。既に予約がいっぱいになっていなければレッスンを受けられます。

ただやはり土日や平日の夜は比較的予約が埋まりやすいので、レッスンを受けた帰りに次のレッスンの予約をしておくとよいです。
キャンセルも前日のお昼頃までに連絡すれば、特にペナルティーはありませんでした。

マンツーマンで授業は雑談メイン!?

自分はマンツーマンでのレッスンでしたので、講師の方と2人きりでのレッスンです。教材があるので、その教材に沿って文法やビジネスシーンで使える表現を学んでいくのが通常スタイルです。

ただ、私の場合、あまり教材を つかいませんでした。笑
1レッスンで1チャプター終わるはずなんですが、2レッスンで1チャプター程度の進みでした。

教材を使わずに何をしていたかというと、雑談です。すぐに話が脱線します。
「ウナギを英語と何ていえばいいと思う?」「eelでしょうか」「逆にUnagiと伝えたほうがよかったりするんだ。特に食べ物や文化的なものは、固有名詞で伝えたほうが盛り上がるケースが多いね。」「ははー。あ、でもとんかつは微妙ですね。トンカツのままいくかポークカツレツかどっちでしょう」「ポークカツレツだ!」「「ははは」」
みたいにワイワイと先生と話をしていました。

トランプ大統領をどう思うか、とか、最近アメリカではすっかりUberが市民権を得たよ、とか、旅行に行った国の話・・などなど、毎回雑談の中で英語をしゃべり、適宜その表現はちょっと変だよ、それを言いたいならこの単語だね、など教えてもらっていました。40分のうち、雑談20分、教材20分といったところでしょうか。

濃密な雑談こそがプライベートレッスンの価値

レッスン後のアンケートに雑談を少なくして教材メインにしたいか?といった質問項目があったのですが、私としては雑談することに価値を感じていました。

教材を進めるだけなら自分でもできますし(ほんとにやるかどうかは置いといて)、せっかく先生と2人で話せるならなるべく話をする時間を多くしてそこから学びたいと思っていました。
プライベートレッスンだと、ランチレッスンやコーヒーレッスンといって、外にご飯やコーヒーを飲みに行きながら丸々40分雑談するというレッスンもありました。

私の場合、よく先生に言われたのは「第二言語話者の英語のスキルとしては概ね問題ない。伝えたいことはある程度伝えることができているし、こちらの意図も通じる。ただ、正しい表現で伝えるという点ではまだまだ改善の余地がある。つまり、今の君はヘンな英語をしゃべる第二言語話者だ。そこを直していこう。そして、ネイティブ同士の会話にもついていけるようにレベルの底上げを目指していこう」ということでした。

多少、先生によって相性の良し悪しはありましたが、先生の質、教え方には大きな不満を感じることはありませんでした。多様なバックグラウンドの先生と話ができ、楽しい時間を過ごすことが多かったです。

効果はあったのか

主観的には、しゃべるスキルは上達したかなと感じました。自分の言いたいことをヘンな英語で何とか伝えたあと、先生が正しい英語に直してくれるので、段々と自分の言いたいことがスムーズに言えなくてもどかしい、という場面が減ったように思います。
そして多少は、ヘンじゃない英語に修正できたはずです。
何より、英語を話すことへの抵抗感がなくなったのが大きかったかもしれません。

客観的な指標としては、受講終了直後に受けたTOEICが915点にまで上がりました。特にリスニングが485点と非常に優秀でした。(たぶんまぐれ)
受講前と比べて、TOEICは50点ほどのスコアアップになったので、客観的にも英語のレベルが上がったと言ってよいのかなと思います。

いかがだったでしょうか。ベルリッツに通う前に、巷にベルリッツレビューが多くなかったので書いてみましたが、みなさんのお役に立つ情報が少しでもあれば嬉しいです。それでは。